「Asakusa Framework 勉強会 2014夏」に参加してきました

前回 (「Asakusa Framework 勉強会 2014春」に参加&発表してきました) は発表もしたので緊張してましたが, 今回は参加だけなので気楽に聞いてきました. 台風の影響で開催されるか心配していましたが, 台風は消滅し無事に開催されました.

最初の発表は土佐さんによる「Asakusa Framework はじめの一歩」でした. 前回も同じテーマで発表されていますが, 前回のライブコーディングとは打って変わって紙芝居形式の資料を使った発表になっていました.

DMDL エディタの新しいバージョンを使っているのは当然として, Toad エディタまで使いこなした開発過程を見て, この資料の完成度の高さに感動しました. 実は今日初めて Toad エディタでフローを作る方法が分かったりしました(苦笑) 現在, Toad エディタの解説資料はこれが唯一のものじゃないかしら?

2 人目は川口さんによる「Asakusa歴史探訪&ここ最近の新機能」で, Asakusa Framework の歴史を辿る内容でした. 自分自身は Asakusa Framework の発展に付き合いながら仕事をしてきたので, だいたいの部分は知っていたのですが, 自分が関わる ver 0.2.2 以前の話や「それぞれの機能をどんな目的と意図を持ってリリースしたのか」という話は面白かったです.

改めて Asakusa Framework の成長過程を振り返ると, 案件からの要求要望を受け, しかしむやみに機能や仕様を肥大化させないように気を遣いながら, バージョンが上がっていったことが分かりました. ここはとても Asakusa らしいところだと思います.

今後もどんどん機能が増えていくはずなので, 自分はユーザとして楽しみです.

3 人目は才所さんによる「Asakusa Framework 部会って何ですか?」です. 最初「OSS コンソーシアムに Asakusa のグループができるよ」って聞いたときには, 正直あまりイメージが湧きませんでした. しかし, どんな目的でどんな方向の活動をしていこうとしているのかを聞いて,「真剣に Asakusa のビジネスを作っていこう」という意気込みを感じました.

部会で行った Hadoop と Asakusa をどのくらい使ったことがあるか? についてのアンケートの結果は興味深かったです. 細かい数字は忘れましたが, Hadoop に比べ Asakusa は使用されていない傾向があり, 特に「試しに動かしてみる」が少なかったです. おそらくこれは Asakusa が Hadoop と比べてさえ, とっつきづらさを抱えているのでしょう. Jinrikisha や Shafu などの各種サポートツールも出ていますが, さらにとっかかりのハードルを下げる何かが必要な気がします. そういうツールなり仕掛けを作っていけたらな, と思っています.

4 人目は福垣内さんによる「Asakusa を使った Asakusa EMR 環境での分散分析基盤構築」です. 聞いてみると予想以上にガチで Asakusa や EMR を分散処理バッチ基盤として使い, 2 時間弱かかるくらいの規模のバッチを動かしていました. そこで印象的だったのが「このくらいの規模のバッチだと, 初期投資, 複雑な処理が書ける仕組み, 運用費などの面で Asakusa を EMR で動かすのがちょうど良かった」という発言でした. SQL でバッチ処理するには辛いし, Redshift だと大掛かり過ぎるようです.

基盤の構成も, MySQL –> S3 –> EMR –> S3 –> MySQL と前回の私の発表とそっくりな構成を取られていました. また S3 のパスを切り換えることで, 本番, テストの切り換えができるそうで, そこもそっくりです. やはり他の人も同じ発想になるんだなぁ, と面白かったです.

ということは Asakusa + EMR というのは 1 つのパターンになりそうなので, サンプルプロジェクトのバリエーションとして EMR 版を作っても面白いと思いました. これを使って気軽に Asakusa を試す人が増えてくれれることを狙いたいです.

 

次回と次々回の勉強会の予定も既に立っているそうで, 8/22 の「2014 真夏」はノーチラス・テクノロジーズにて, 10/17 の「10/17 秋」はサイトロック様にて行われる予定だそうです. 真夏の方はビアバッシュ形式らしいので, いったい何が起こるのか楽しみです!!

それでは.